働き方が変わる時代、“自分を守る”は常識に
昔は「働きすぎ=がんばってる」と思われていた時代がありました。
でも今、時代は変わってきています。
在宅勤務、フレックス、副業、週4勤務…。
「働き方」はどんどん多様に、そして柔軟に。
そんな中で求められているのが、
“自分で自分の体と心をケアできる人”です。
テレワークで気づいた「体の変化」
コロナ禍以降、多くの人が体験したテレワーク。
私自身も、朝の満員電車がなくなって快適になった半面、こんな変化を感じました。
- 以前より体力が落ちた
- 1日中座りっぱなしで肩・腰がガチガチ
- 家なのに「なんだか疲れてる」感覚
これは実は、多くの人が感じていることのようです。
第一三共ヘルスケアの調査では、テレワーカーの6割以上が「疲れやすくなった」と答えたとか。
疲れを溜めない!私のセルフケア習慣5つ
忙しくてもできる、私のおすすめ習慣をご紹介します。
✅ ①「5分だけ歩く」を毎日ルールに
→ 仕事の合間に近所を散歩。頭がスッキリするし、体も軽くなります。
✅ ② コーヒータイム=“仕事を区切るスイッチ”に
→ カフェインではなく、「ひと息」でリズムをつくる。
✅ ③ スマホで“今日の自分”を記録
→ 食事、水分、体調、気分などを1日1回メモ。意外と、客観的に自分を見られるようになります。
✅ ④ “NO”と言う練習
→ 自分のキャパを知って、予定を詰め込まない勇気。
✅ ⑤ 香りや音で切り替える
→ アロマやBGMで「今はリラックスモード」と切り替える。簡単だけど本当に効果ありです。
Quiet quittingって知ってますか?
「静かな退職(Quiet quitting)」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、
「やるべき仕事はきちんとやる。でも、それ以上はやらない」
という考え方。
アメリカや韓国、最近では日本の若い世代にも広がってきています。
背景には、「働きすぎで壊れないために、あえて線を引く」という考え方があります。
誰よりも長く働くことが偉い、という価値観から、
**“働きすぎない=自分を大切にする”**という考え方に変わってきているのです。
メンタルケアも「小さな習慣」から
厚生労働省が紹介するメンタルセルフケアには、こんな習慣があります。
- 話す(相談する・愚痴る)
- 休む(無理せず横になる)
- 外に出る(光を浴びる)
- 笑う・泣く(感情を出す)
- 好きなものに触れる(音楽・趣味・自然)
つまり、「がんばらない」ことも大切なんですよね。
未来の働き方は、“健康”が前提になる
最近では、週休3日制の導入を進める企業も増えてきています。
また、企業がメンタルサポートを義務化するような動きもあります。
これからは、
「健康に働けること」自体が“仕事力”のひとつになる時代。
【まとめ】
「もっと働かなきゃ」じゃなくて、
**「もっと自分を大切にしよう」**でいいと思うんです。
体調を整えて、気分を整えて、そして無理せず働く。
そうやって、“持続できる働き方”=人生の土台をつくることが、
これからの時代の「かしこい選択」なんだと感じています。
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