こんにちは、ゆるメニです😊
今回は、私が実際にメニエール病を発症したときの「初期症状」について、体験を交えてお話ししていきます。同じような違和感を抱えている方にとって、この記事が少しでも早期発見や不安の軽減につながればと思います。
1. きっかけは「耳の違和感」からだった
2010年、当時私は営業職として忙しく働いていました。ストレスや睡眠不足は当たり前。そんな日々のなかで、ある日突然「耳が詰まったような感じ」を覚えました。
まるで飛行機に乗った時のような圧迫感
最初は左耳だけに感じた「ボワッとした感覚」。まるで気圧の変化で耳が抜けないような、聞こえるけどフィルターがかかっているような違和感。それがしばらく続きました。
2. キーンという耳鳴りが始まった
次にやってきたのが「高音の耳鳴り」でした。
「キーン」という電子音のような音が、静かな部屋にいると常に鳴っているのです。
無視できるレベルだけど、常にそこにある
はじめのうちは、仕事や生活に支障が出るほどではありませんでした。でも、気づけば夜寝る前や一人の時間に気になり始め、気が散るように…。このあたりで「もしかして耳の病気?」と感じ始めました。
3. めまいはなかった。だからこそ気づきにくい
メニエール病といえば「回転性の激しいめまい」が特徴としてよく言われます。でも、私の初期段階にはその“主症状”が出なかったのです。
「めまいがないから大丈夫」と思っていた過去の私
医者に行く理由が見つけられず、我慢して様子を見てしまう…。これが私が通院を先延ばしにしてしまった最大の理由です。
4. 会話の聞き返しが増えてきた
家族や同僚との会話で「え?今なんて言った?」と聞き返すことが増えていきました。
テレビの音量が徐々に上がる現象
家族に「テレビの音、でかくない?」と言われ、ようやく自分の聞こえの異変に気づいたのです。
5. 初めて耳鼻科に行った時の診断
意を決して耳鼻科へ行ったのは、発症から半年ほど経った頃でした。聴力検査の結果は「特に大きな異常なし」。ですが、そこで「低音域が少し落ちてますね」と言われました。
「気のせいでしょう」と帰される
医師には「ストレスや疲れが原因かも」と言われ、薬も出されず…。自分の不調をうまく伝えられなかったことに、モヤモヤだけが残りました。
6. 本格的な悪化とめまいの発症
それから数年後、2020年頃。いよいよ「グルグル回るようなめまい」が発症します。
立っていられない、吐き気も伴う
この時のめまいは本当に強烈で、立ち上がることもできず、トイレにも這っていくような状態でした。これでやっと「ただの疲れじゃない」と確信しました。
7. メニエール病の診断が下るまで
数回にわたって耳鼻科を転々とし、ようやく「メニエール病」という診断が下りました。
聴力検査、眼振検査、平衡感覚テスト、MRIなどを経ての結果でした。
自分でも納得の診断
低音難聴、耳鳴り、めまい、耳の詰まり感。すべてが合致していたため、診断を受けてホッとしたのを覚えています。
8. 私の対処法と生活習慣の見直し
ここからは、私が日々の中で実践してきた「初期症状に対する対処法」についてご紹介します。
水分をしっかり摂る
内耳のリンパ液バランスを整えるため、水分を意識的に摂るようにしています。朝起きたらまず1杯、仕事中も常にマグボトルを携帯。
睡眠の質を最優先
疲れを溜めないため、睡眠時間は7時間以上を意識。寝る前はスマホを見ない、カフェインを控えるなどの工夫も。
有酸素運動の導入
軽めのウォーキングを週に数回行い、自律神経のバランスを整えるようにしています。
9. 早期対処の重要性
メニエール病は、初期であればあるほどコントロールが可能だと感じます。
私のように「めまいがないからまだ大丈夫」と思って放置すると、後々後悔することになります。
10. 補聴器という選択肢
私の場合、進行により聴力の低下が顕著になり、最終的には補聴器を導入しました。
これが生活の質(QOL)を大きく改善してくれたのは事実です。
11. 同じように悩む方へのメッセージ
この記事を読んでくださっている方のなかには、「もしかして私も…?」と感じている方もいるかもしれません。
そんなあなたに伝えたいのは、「気のせいかも」と思っても、まずは一歩踏み出して耳鼻科へ行ってほしいということです。
今日のひとこと
🔍「耳が変」と思ったら、それはきっと体からのサインです。気づいた時が、動くタイミング!
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