はじめに:公表された一報に共感の声
2024年秋、人気アナウンサーの大江麻理子さんが「メニエール病を患っている」と公表し、ネット上では驚きとともに多くの共感の声が広がりました。
私自身も、10年以上にわたりメニエール病と共に生きている当事者の一人です。
「テレビであんなに元気そうに見えたのに」「仕事を続けていたなんてすごい」――そんな声に、私は静かにうなずきました。
なぜなら、メニエール病は“見えない不調”を抱えながら、日常を送る病気だからです。
本記事では、大江麻理子さんの姿をきっかけに、働きながら闘病を続ける人のセルフケア術について、私の体験も交えながら紹介します。
メニエール病とは?「見えない症状」と向き合う日々
メニエール病とは、耳の内耳にあるリンパ液の異常により、以下のような症状が繰り返し起こる慢性疾患です。
- 回転性めまい
- 難聴(特に低音域)
- 耳鳴り
- 耳の閉塞感
- 吐き気・倦怠感
見た目には分からず、検査でも原因が明確でないことが多く、「サボっている」「気のせい」と誤解されることも。
私も診断がつくまでに10年以上かかり、仕事との両立に悩み、孤独や不安を感じる日々が続きました。
大江麻理子さんの勇気ある発信
テレビ東京の看板アナウンサーである大江麻理子さんが、自身のメニエール病を明かしたのは、あるインタビュー記事でのこと。
「繰り返すめまいや耳鳴りと向き合いながらも、できる限り普通の生活を送りたい」と語る姿に、多くの人が勇気づけられたことでしょう。
公人として発信することの難しさ、そしてそれを乗り越えて「病気と共に働く姿」を見せたことに、私自身も大きく励まされました。
働きながら闘病するための私のセルフケア術
ここからは、私が実践しているセルフケアを紹介します。
無理せず、少しずつ取り入れられる内容ばかりです。
① 睡眠は最優先:「質」が大事
- 寝る1時間前はスマホやPCを見ない
- 寝室を暗く・静かに・涼しく整える
- 愛用のアイマスクやアロマスプレーで睡眠の質をアップ
🛏️おすすめ商品
② 有酸素運動で自律神経を整える
めまいに悩まされる日々の中で、「歩く」ことが私の心と体を助けてくれました。
- 最初は5分から、外に出て日光を浴びる
- ドラクエウォークのアプリを活用して“楽しみ”に変える
- 週3回、ジムで軽い筋トレ+ウォーキング(合計1時間半)
🎮モチベUPグッズ:
③ 補聴器で「聞こえ」のストレスを減らす
私はオーティコンの耳かけ型補聴器を使用中。
最初は抵抗がありましたが、**「聞き返すストレス」「相手に申し訳ない気持ち」**が減り、気持ちも楽になりました。
- 試用期間で音質やフィット感を確認
- 乾燥ケースやワックスガードで日々のお手入れを忘れずに
🔊おすすめ補聴器ケア商品
④ 水分補給は「こまめ」にが鉄則
内耳のリンパ液バランスを整えるためにも、水分補給はとても大切。
- 朝起きたらコップ1杯の水
- 日中はカフェインレスの麦茶やルイボスティーを愛飲
- 外出時は必ずボトル持参
🥤おすすめボトル:
⑤ ストレスマネジメント:「頑張らない」を選ぶ
「頑張る」のをやめる勇気。それが、私が最も大切にしている考え方です。
- 調子が悪い日は、タスクを最小限に
- SNSやニュースをあえてシャットアウトする時間を作る
- 好きな音楽、自然、読書などで“気を整える”
🌱心を整えるアイテム:
メニエール病と共に「働き続ける」という選択
大江麻理子さんのように、社会の最前線で活躍しながら病気と向き合う姿は、
「私も働いていていいんだ」と思わせてくれました。
今でも不調な日はありますが、セルフケアと理解ある人々に支えられていることが、私の原動力です。
おわりに:あなたも、あなたのままでいい
「いつ治るの?」「完治はしないの?」
そんな焦りが募る時もあります。
でも、少しずつ、自分の体と心のペースを知っていくことで、“共に生きる道”が見えてきます。
大江麻理子さんの言葉と姿勢は、私にとってまさに「灯台」のような存在。
これからも無理せず、自分のペースで、少しずつ前に進んでいきたい。
あなたも、あなたのままで大丈夫です🍀
コメント