冬の朝。
玄関を出た瞬間の“フワッ”は、なんとか乗り切れた。
…なのに、会社に着いて席に座ったあたりから、またフワフワ。
「え、今?」「ここから仕事なのに…」って、じわっと焦る。
この“会社に着いてから始まる不調”って、地味に厄介です。
外では気が張っているぶん、到着して緊張がゆるんだ瞬間に崩れる。
寒暖差の“第二波”が来る。
PCの画面や照明、会議の緊張が追い打ちをかける。
この記事では、僕が「朝の玄関を乗り切ったあと」に崩れないために試してきた方法を、会社到着後の5分にギュッとまとめて紹介します。
※医療的な根拠を断定するものではなく、あくまで体験談ベースです。無理はせず、症状が強い場合は医療機関へ相談してください。
- 会社に着いてからフワフワが出る理由(体感としてのパターン)
- 到着後5分で立て直すリセット手順(トイレ or デスクで完結)
- 午前中を崩さない仕事の回し方(会議・電話・PC作業の工夫)
Part1(玄関〜車)を読んだ方へ:今回は「その次」の話です
前回の記事(冬の“玄関を出た直後”の対策)は、
「外に出た瞬間」「車に乗るまで」の不安を減らす内容でした。
でも現実には、玄関を乗り切っても終わらないんですよね。
むしろ、会社に着いてからが本番の日がある。
- 駐車場から建物に入って暖かくなる(また温度差)
- エレベーターや廊下で視線が揺れる
- 席に座った瞬間に気が抜ける
- 仕事のスイッチが入って交感神経が上がる
この「到着後〜午前中」を整えると、
“一日を落とさない確率”が上がる感覚がありました。
ここからは、僕が実際にやっている“会社到着後の立て直し方”を、できるだけ具体的に書きます。
会社に着いてからフワッとするのは、あなたのせいじゃない
まず言いたいのはこれです。
「会社に着いたら落ち着くはずなのに、なんで…」って思う人ほど、落ち込みやすい。
でも、体感としてはむしろ自然です。
①寒暖差の“第二波”が来る

外→車→会社の中。
この移動、冬は想像以上に温度が変わります。
- 外:冷たい空気
- 車:暖房で急に温かい
- 会社:空調で“乾燥した暖かさ”
- 廊下や会議室:場所によって寒い/暑いが混在
温度差の波が重なると、身体は“適応作業”で疲れる。
「ふわふわ」が出やすい日って、だいたいこの波が大きい日でした。
②緊張がほどけた瞬間に崩れる(気が抜けるタイミング)
家を出るときは緊張している。
運転中も集中している。
でも、会社に着いて席に座ると
「よし、着いた」って一瞬気が抜ける。
このタイミングが、僕の場合かなり危険でした。
“緊張で支えていたバランス”が、ふっと外れる感覚。
③目と首肩が固まって、ふわふわを増幅する
意外と見落とされがちなのが、目と首肩です。
- 寒いと肩が上がる
- 運転で視線が固定される
- 会社に着いたらPC画面で視線が近距離に固定される
- 首・肩・目が固まる
この「固まり」が強い日は、
フワフワが“回る”というより“漂う”感じで長引きました。
④軽い脱水・空腹・カフェインの揺れ
冬は汗をかかないぶん、
「水分足りてるつもり」で足りてない。
さらに朝食を軽くした日、
コーヒーで無理やりスイッチを入れた日。
この組み合わせの午前中は、
体感としてブレやすいです。
会社到着後5分で立て直す「リセット手順」
ここが今日のメインです。
ポイントは “気合で耐えない” こと。
フワフワが出たときに頑張りすぎると、
首肩が固まり、呼吸が浅くなり、視線が泳いで悪循環に入りやすい。
だから僕は、到着後に必ず5分を確保して整えるようにしました。
トイレでも、デスクでもできます。

到着して「おや?」と思ったら、最初にこれ。
- 立ったまま無理に動かない
- 目線を一点に固定(壁の文字・柱など)
- 呼吸を1回だけ深く(吐くを長めに)
この30秒で、「まだ動けるか」を確認します。
もし“ふわっ”が強いなら、無理に始業に飛び込まない。
遅れるより、倒れないほうが大事です。
可能なら、僕はまずトイレに行きます。
理由はシンプルで、
- 人の視線がない
- 座れる(個室)
- 光や音が少ない
- “切り替え”がしやすい
トイレが難しい日は、席で同じことをやります。
ここ、気合いより効きます。
- 鼻から吸う(3秒)
- 口から吐く(6秒)
- これを5回
吐く時間を長くすると、
身体が「落ち着いていいよ」と受け取りやすい気がします。
※呼吸法に正解はないですが、
僕は“吐く長め”が一番しっくりきました。
冬の午前中は、首肩が固まっていることが多い。
だから“勢いで回すストレッチ”はしません。
ゆっくり、軽く。
- 肩をすくめてストン(3回)
- 首は回さず、左右に“倒すだけ”(各10秒)
- 肩甲骨を寄せて戻す(5回)
このとき、目線は一点固定のまま。
視線が泳ぐとフワフワが増えるので、首だけ無理に動かさないのがコツでした。
一気に飲むより、一口〜二口。
冬は冷たい水で胃がびっくりする日もあるので、可能なら常温に。
ここで「よし、カフェイン!」と行きたくなるんですが、
僕はフワフワがある日は、コーヒーを急がないようにしています。
デスクに座った瞬間、姿勢が崩れると戻りにくいです。
- お尻を椅子の奥まで入れる
- 足裏を床にベタッ
- 画面との距離を少し離す
- 顎を引きすぎず、首を長く
これだけで「目の疲れ→首肩→ふわふわ」の連鎖が弱まった感覚があります。
- □ 目線固定(30秒)
- □ トイレor席へ(環境リセット)
- □ 3-6呼吸×5回(吐く長め)
- □ 肩ストン×3/首は倒すだけ
- □ 水分ひと口+姿勢を決める
午前中を崩さない「仕事の回し方」──会議・電話・PC作業
5分で整えても、午前中は勝負です。
ここで無理をすると、昼以降にガクッと来る。
僕が意識しているのは、「頑張る」ではなく、崩れない設計です。

①午前中は“100点の仕事”をやめる
不調の日ほど、「迷惑をかけたくない」って思って頑張りがち。
でも、午前中で力を使い切ると午後が終わります。
だから僕は、不調の朝はこう決めます。
- 午前中:70点でOKの仕事だけ
- 午後:状態が戻ったら挽回
- それでもダメなら“明日に逃がす”
不思議ですが、これをやると逆に、
一日が持つことが多かったです。
②会議は「座る位置」と「視線」を固定する
会議が苦手な日、ありませんか。
視線があちこち動いて、頭がモヤっとする。
僕の対策は単純で、
- できるだけ壁側に座る
- 目の前に“固定できるもの”を置く(資料、ペンなど)
- 話を聞くときは、相手をずっと見ない(視線を一点に)
相手を見ないのは失礼かな…と思ってたんですが、
“聞こえてる・聞いてる”が伝わるように相づちを入れれば大丈夫でした。
③電話は「立って受けない」
立って電話を取ると、
微妙なフワフワの日にブレます。
可能なら、
- 座って受ける
- 受ける前に一息吐く
- メモを取り、目線を固定
たったこれだけで、電話後にドッと疲れる感じが減りました。
④PC作業は「画面の揺れ」を減らす
フワフワの日に地味に効くのがこれです。
- ブラウザのタブを開きすぎない
- スクロールをゆっくり
- 画面の明るさを少し落とす
- 背景は白すぎない(目が疲れる)
“目が疲れると首肩が固まる”
この流れを止めるのが、午前中の鍵でした。
⑤休憩は「休憩っぽくしない」ほうが続く
忙しいと休憩できない。
でも、休憩しないと崩れる。
だから僕は、休憩を“イベント”にしません。
- トイレに立つ
- 水を一口飲む
- 肩をストン
- 目を遠くにやる(10秒)
これを1時間に1回。
たったこれだけでも、午前中の崩れ方が変わりました。
それでも危ない日の「やらないことリスト」
ここは大事なので、はっきり書きます。
不調の日にやると悪化しやすかったことです。
✅やらないこと(僕の体験)
- 朝からカフェインで無理やり起こす
- 会議を詰め込みすぎる(移動も含めて)
- 寒い場所と暑い場所を行き来する(上着なしで)
- スマホ画面を近距離で見続ける
- “気合で姿勢を固める”(力が入って余計に疲れる)
- 「まあ大丈夫」と言い聞かせて無理に動く
特に、「気合で固める」は落とし穴です。
一瞬は耐えられても、後からドッと来る。
こんなときは“立て直し”より“撤退”を優先
ここは個人差がありますが、僕の中では目安があります。
- 立ち上がると足元が危ない
- 視界が揺れて文字が追えない
- 吐き気が強くなってきた
- いつもと違う強さの症状
この場合は、頑張らずに休む・相談する。
自分の身体を守る判断も、立派な仕事だと思っています。
「会社の環境」で差がつく:デスク周りの整え方
冬の午前中、意外と響くのが職場環境です。
全部は変えられなくても、“自分の半径1m”は調整できる。
①足元を冷やさない(冷えはジワジワ効く)
冷えって、すぐに症状として出ないことが多い。
だからこそ、気づいたときには遅い。
- 靴下を少し厚めに
- 可能ならひざ掛け
- 足裏が冷える席なら、短時間でも立つ
②乾燥・空調は「喉」から崩れることがある
乾燥で喉がやられると、呼吸が浅くなりやすい。
呼吸が浅いと、落ち着きにくい。
僕は、デスクに“飲める水”があるだけで違いました。
③照明・画面の眩しさを甘く見ない
眩しさ→目の疲れ→首肩→ふわふわ。
この流れがある人は多いと思います。
できる範囲で、
- 画面の明るさを少し下げる
- 画面との距離を離す
- 目線を上げすぎない(見下ろし気味)
この3点だけでも、午前中の持ちが変わる日があります。
④デスクの乾燥対策(加湿系)」が“空欄”に見える
- 乾燥で喉が痛い/咳が出る→呼吸が浅くなる→フワフワが強くなる(体感)
- 対策は「席でできる範囲」に限定して3点
- 温かい飲み物を“ちびちび”
- マスク(可能なら)
- 席を立つタイミングを決める(1時間に1回、廊下で深呼吸)
おすすめアイテム(“会社到着後の5分”を助けるもの)
ここは押し売りではなく、**「僕が助かった道具」**として紹介します。
全部は不要です。自分に合うものだけでOK。
①水分(常温で飲めるボトル)
冬は「飲んでるつもり」で足りないので、
机に置いておくだけで習慣になります。

到着後すぐに「水分ひと口」を習慣化しやすい、定番の真空断熱ボトル。冬でも温かい飲み物が長く保てるので、急な温度差でも体がびっくりしにくい。会社デスクに置いて、5分手順の最後にサッと一口がそのまま行動に繋がるので便利。
②首元を温めるもの(ネックウォーマー/薄手マフラー)
首が冷えると肩が上がりやすい。
肩が上がると呼吸が浅くなる。
体感として、ここが連動していました。

寒暖差の第二波で首元が冷えると肩が上がりやすい冬。薄くて暖かいメリノウールなら、会社でも目立ちににくくサッと装着できるので、到着後すぐの立て直しにぴったり。肌ざわりの良い素材で、口元に当てても呼吸しやすい設計なのも現場向き。
③目の疲れ対策(ブルーライト・画面調整)
メガネが合う人もいれば、
設定調整だけで十分な人もいます。
まずは“明るさを落とす・距離を離す”からでOK。

到着後すぐにPCを見続ける日、目が疲れ、首肩が凝り……という流れに備える1本。JIS検査済みの表示がある、軽量タイプのブルーライトカット眼鏡。職場でも違和感少なく使えるデザインで、5分の立て直し後の作業開始を穏やかに。
④デスクの乾燥対策(加湿系)
職場によっては難しいですが、
「のどが乾く→息が浅い→落ち着かない」タイプの人には助けになります。
⑤持ち歩きポーチ(小物を一つにまとめる)
不調の日ほど、探し物で焦る。
焦るほど呼吸が浅くなる。
だから僕は
「水分」「補聴器の電池」「補聴器ケース」「目薬(使う人)」「飴(のど用)」など、
“安心セット”を小さいポーチにまとめています。
まとめ:会社に着いてから崩れる日は、5分で流れを変えられる
最後に、今日の要点をまとめます。
- 会社に着いてからフワッとするのは、寒暖差・緊張のほどけ・視線固定などが重なりやすい
- 到着後は「気合」より、5分のリセット手順が効く
- 午前中は100点を狙わず、崩れない回し方に切り替える
- “やらないことリスト”を持つと、悪化の連鎖を止めやすい
- 環境(目・首肩・乾燥・足元)を整えると、持ちが変わる日がある
「朝の不安を“点”ではなく“線”で支える」感じですね。
「玄関編(Part1)、「だるい・軽いめまい」系」、「初診・検査」系
今日のひとこと
無理して平気なふりをすると、
自分の身体がいちばん置き去りになります。
“5分整える”は、甘えじゃなくて、
一日を守るための立派な判断です。
「会社に着いてからフワフワするの、あるある…」
「私はトイレに逃げると落ち着く」
「会議がつらい」など、よかったらコメントで教えてください。
同じ症状でも、きっかけや対策は人それぞれ。
あなたの一言が、誰かの助けになるかもしれません。


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