👂 ある日気づいた「声の違和感」──それは自分にもある感覚だった
最近ネットで「浜辺美波さん、声が変わった?」という話題を見かけました。
たまたま見ていたテレビでもそう言っている人がいて、
「あ、自分も同じことを思ったかも」とハッとしたんです。
でもその“気づき方”が、昔とは明らかに違っている。
実は私、2024年から両耳に補聴器(オーティコンの耳穴型)を装着しています。
メニエール病歴はもう10年以上。聴力も徐々に落ちてきていて、補聴器をつける前は聞き返すことが多くなっていました。
そんな生活の中で、「声の印象」って、自分にとってとても敏感なポイントになったんです。
🎙 補聴器をつけて変わった“声の聞こえ方”
補聴器をつけて一番驚いたのは、「音の情報量の多さ」。
たとえば人の声ひとつとっても、
- 高音がはっきり聞こえるようになったり
- 声の“こもり感”がクリアになったり
- 滑舌の違い、間の取り方、息遣い…
補聴器って、“ただ音を大きくするもの”じゃない。
“言葉の細部”まで届けてくれるものなんだと、初めて実感しました。
だからこそ、声のトーンの変化やリズム、テンションの違いに、ものすごく敏感になります。
🧠「あれ、なんか違う」──気づく耳のスイッチが変わった
浜辺さんの話題もそうですが、最近“声に対しての違和感”に、すごく自分の耳が反応するようになりました。
たとえば職場でも、
- 「この人、前よりトーンが落ち着いてる?」
- 「今日はなんか元気がない気がする」
- 「逆に、無理してテンション上げてる感じがする」
こういうのって、以前は「空気感」でしか掴めなかったけど、今は“音としての変化”で感じ取れるようになった気がします。
これは補聴器をつけて得た、“新しい感覚”のような気がしていて、正直ちょっとおもしろい。
🧏♂️ 補聴器と暮らす日々で、私の“耳”が変わった話
補聴器生活になってから、「聞く」という行為に意識的になりました。
最初はうるさくて疲れることもあったけど、今は“音”に対する見方が変わった。
- 音は情報であり
- 声はその人のコンディションであり
- 声のトーンには、気持ちが出てる
浜辺さんの“声の変化”をキャッチできた自分を、以前なら「そんなの気のせい」と流してたかもしれない。
でも今は、そこに自分なりの「聞こえる感性」があるんだと、ちょっと誇らしくも思います。
🛠 聞こえにくさは、不便だけじゃない。“変化に気づける力”にもなる
補聴器をつける前までは、「音に鈍くなっていく感覚」がありました。
でも今は逆に、「音に敏感になっていく感覚」があります。
これって、すごく不思議だけど、確かにそうなんです。
周囲の人が気づかないことに、気づける。
“違和感”に気づけるって、ちょっとした才能かもしれない。
そんなふうに、今は少し前向きに捉えられるようになってきました。
☀️ 最後のひとこと:「“声”の違いに気づけるのは、ちゃんと聞こうとしてる証拠」
補聴器をつけてから、「聞こえること」以上に、「感じ取ること」が増えました。
声の変化、音の違い、それをキャッチできる耳。
昔より、今のほうが“人の気持ち”に近づけてる気がします。
「声が変わったな」と思うその違和感を、
ただの違和感で終わらせず、
「自分の耳が育ってきた証」として、大切にしたいなと思います。
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