👂 はじめに|聞こえるって、嬉しいだけじゃない。
こんにちは、ゆるメニです。
僕は、補聴器ユーザー1年目。両耳にオーティコンの耳穴タイプを装着しています。
「補聴器って、すごいね!」
「世界が変わるでしょ?」
そう言われることが多いんですが…
実際に使ってみると——
“聞こえない方が良かった”ことも、あるんです。
今回はちょっとだけ、
**「補聴器で聞こえるようになった“残念な世界”」**について、ぶっちゃけます。
🏆 聞こえたくなかった言葉ベスト5
🥉【第5位】「……(店員の舌打ち)」
場所:スーパーのレジ
状況:前の人がモタモタしていて、店員が小さく「チッ」
👂補聴器をつけていなければ、
「ただ黙ってる無表情の店員さん」だったのに…
聞こえた瞬間の衝撃、地味にでかい。
こっちが並んでただけなのに、なんか悲しくなりました。
🥉【第4位】「あの人、〇〇って言ってたじゃん(笑)」
場所:電車
状況:隣の女子高生の会話。マスクの下の“悪口小声トーク”。
補聴器をつけてなければ「スーーン」とした通勤タイムなのに、
はっきりクリアに、悪口が届く。
関係ない話でも、耳に入ってくるとなぜか胸がザワつく…!
🥉【第3位】「気に入られてると思ってるのかね〜」
場所:職場の通路
状況:上司が部下について話していた小声。
これは刺さりました…。
自分のことじゃなくても、「人を下げる言葉」って、胸に残る。
しかも、今までスルーできてたのに、補聴器が全部拾ってしまう現実。
🥈【第2位】「あの人、もう辞めたいって言ってるらしいよ」
場所:オフィス内の雑談
状況:上司同士の会話を、席からなんとなく拾ってしまった。
これもまた、「聞こえなかった方が良かったシリーズ」。
誰かが悩んでるのは仕方ない。
でも、その“本音”が突然届いてしまうのが、補聴器のリアルなんです。
🏆【第1位】「最近さ、○○が全然戦力になってなくてさ」
場所:会議前の休憩中
状況:上司の“ガチ本音”が漏れ聞こえた。
「全然戦力になってない」って……
たとえ自分じゃなかったとしても、あのトーンの言い方はキツかった。
しかも、聞こえたのが「聞こえるようになった記念日」だったというオチ。
💡でもね、聞こえてよかったこともある。
こんなふうに書いてきましたが、
「聞こえるようになって、良かった」と思う瞬間もたくさんあります。
- 小さな声で「ありがとう」って言ってくれた人の気持ち
- 職場の空気をちゃんと読めるようになった
- 家電の「ピッ」って音に、生活が助けられてる
- キッチンの水栓、炊飯器、インターホン…気づけるってありがたい!
「音が戻ってくる」って、ただ嬉しいことばかりじゃないけど、生活が立体的になった感じなんです。
🧠 補聴器との関係は、“聞こえ”との対話
正直言うと、最初は補聴器をつけるのにちょっと抵抗がありました。
「気づかれたくない」「人に見られたくない」って気持ち、あります。
でも、使い続けて1年——
今は、前向きなパートナーとして、補聴器と付き合っています。
聞こえたくない言葉も、
聞き逃さずにすんだ言葉も、
全部、今の自分をつくってくれてる気がします。
☀️ 今日のひとこと:「音が届くって、感情も届く。」
聞こえるようになると、
嬉しいことも、傷つくことも、倍増します。
でもそれって、「自分が世界とちゃんとつながってる」ってことなんだと思うんです。
あなたの“聞こえたエピソード”も、ぜひ教えてくださいね。
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