🌋 はじめに|「あの時、聞こえなかった」…が命取りになる前に
こんにちは、ゆるメニです。
2025年、能登地震や千葉・群馬・九州での地震群発など、
私たちは今まさに「備えの見直し」が求められる時代に生きています。
そして、そんな中で——
「音の情報を100%キャッチできない人」は、見過ごされがちです。
私は補聴器ユーザーですが、
防災について考えた時、“聞こえにくい”ことがいかにハンデになるかを痛感しました。
この記事では、実体験をもとに
- 音が聞こえづらい人が直面する防災のリスク
- 実際に行っている備えと工夫
- 使ってみて本当に役立ったアイテム
をまとめました。
「自分の備え、大丈夫かな」と感じている方に、少しでも参考になればうれしいです。
1. 「音が聞こえにくい」というだけで、危険が増える
たとえば、あなたはどれだけ次のことに自信がありますか?
- 地震速報の「警告音」が聞こえるか?
- 避難所での「放送案内」が聞き取れるか?
- 近隣住民の「声かけ」に反応できるか?
補聴器をつけていれば聞こえる——とは限りません。
夜、寝ている時、濡れている時、電池が切れた時。
「音だけに頼る防災」は、危ういものなのです。
2. 私が見直した“3つの備え”
私が実際に備えとして強化したのは、以下の3つです。
①「音に代わる情報」を確保する
- 緊急地震速報アプリ(Yahoo!防災速報・特務機関NERV)をスマホに導入
- スマホのフラッシュ通知/バイブ設定をONに
- 「光と振動」で気づく習慣をつくる
💡 寝ている時に備えて、LEDフラッシュ付きの光アラームも設置。
②「補聴器まわりの備え」は徹底的に
- 電池式なら1ヶ月分以上ストック(私は耳穴型なので電池10パック常備)
- 充電式ならモバイルバッテリー×2台(1台は防災袋、1台は持ち歩き用)
- 防水ケース/簡易乾燥剤/替えチューブもバッグに常備
💡 私は「非常持ち出し袋」に、補聴器セットだけで1ポーチ作っています。
③「文字で伝える」道具も準備
- 防災手帳(あらかじめ「聞こえにくいです」と記載)
- スマホに「私は耳が聞こえにくいです。文字で教えてください。」と表示できるメモ画面を登録
- 筆談ボード(100均でもOK)を1つ入れておくと安心
3. 実際に「助かったアイテム」ベスト3
🥇 第1位|光で知らせる緊急アラーム

→ 夜間・就寝中の不安を大きく減らしてくれるアイテム。枕元で光る&振動で気づく。
🥈 第2位|防災対応モバイルバッテリー

→ LEDライト付き/ソーラー充電タイプ
→ 補聴器もスマホもこれ一台でOK。
🥉 第3位|乾燥剤付き補聴器ケース

→ 湿気・水濡れ対策に必須。特に夏場や豪雨時に活躍。
4. 補聴器ユーザーだからこそ「避難所」でできる工夫
避難所に行くことを想定すると、
「聞こえないこと」によって、次のような不安が出てきます。
- 放送や呼びかけが聞き取れない
- 他人と距離が近くなることで“ハウリング”が増える
- 静かな場所が確保できず、疲れが蓄積しやすい
💡 対策例:
- 入口近く・スタッフの目に入りやすい場所に座る
- 「補聴器を使用しています」バッジ or ネームタグを活用
- 会話は無理せず「メモ書きやスマホメモ」で共有
✅ まとめ|“音が届かない人”にも、命の情報は届いてほしい
災害時に必要なのは、「音が聞こえるか」ではなく、
**「命に関わる情報が届くかどうか」**です。
私は、聞こえづらい人間だからこそ、
「備えることの意味」と「情報格差の怖さ」を知っています。
補聴器を使っていても、災害時は100%安心とはいきません。
だからこそ、“音以外”のルートを用意することが、本当の備えだと思っています。
☀️ 最後にひとこと:「聞こえなくても、命は守れる。」
読んでくださってありがとうございました。
あなたの防災アイデアや「これやってます!」という工夫があれば、ぜひコメントで教えてください。
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