【メニエール病との向き合い方】私が発症から補聴器までたどった14年

メニエール病と補聴器の体験記を紹介するグリーン背景のアイキャッチ画像

こんにちは。40代のサラリーマン「ゆるメニ」です。

この記事では、私が「耳鳴りの発症」から「補聴器の装着」までの14年間を、ひとつの経験談としてまとめています。同じように不安や疑問を抱える方への励ましや、少しでも参考になる情報があれば嬉しいです。


目次

🌀はじまりは「耳鳴り」から(2010年)

営業職として働き始め、日々のストレスは常に感じていました。そんなある日、高熱を出して寝込んだ後から「キーン…」という耳鳴りがはじまりました。

最初にかかった耳鼻科では、聴力の低下はそこまで見られず、「様子を見ましょう」と言われました。でも、自分としては気になって仕方ない。

何かおかしいな、と思いながらも、日々の仕事に追われ、そのまま時が過ぎていきました。


📉「聞こえづらさ」による生活への影響(2020年頃)

ある日、仕事中にふと気づきました。

「え?今なんて言ったんだろう…?」

聞き返すことが明らかに増えたのです。会話のテンポが合わない。商談でも相手の声がこもって聞こえる。自然と「話すこと」「人と関わること」が億劫になっていきました。

耳鳴りも続いたまま。これは何かおかしい、と思い、再び病院へ。


🏥確定診断「メニエール病」との向き合い(2022年)

複数の耳鼻咽喉科にかかり、4つ目の病院でようやく医師から言われた言葉――

「おそらくメニエール病ですね。画像でも内耳に水が溜まっています。」

歩行テスト、聴力検査、眼球の揺れ検査など、いくつかの診察を受け、ようやく腑に落ちました。

「やっぱり、そうだったか。」

同時に、脳外科でのMRIなども受けましたが、そちらは異常なし。これでようやく、病名が確定したのです。


💊治療と生活習慣の見直し

医師から処方されたのは、主に以下のものでした:

  • 抗めまい薬
  • 利尿薬
  • 漢方薬
  • 点滴(症状が強いとき)

合わせて、生活習慣を見直すようにと指導されました。私が実践してきたのは以下のようなことです。

✅体調管理で意識したこと

  • 水分補給(意識的に1日1.5L以上)
  • ストレス管理(なるべく抱え込まない)
  • 有酸素運動(ウォーキングなど無理のない範囲で)
  • 十分な睡眠(特に夜更かしを避ける)

特に水分補給は、体調の安定に効果がありました。


🔊補聴器の導入を決断(2024年)

「聞こえづらさ」が仕事や日常生活に大きなストレスとなっていた頃、認定補聴器技能者との出会いがありました。

週に一度、耳鼻科に来ていたその方に相談し、お試しで補聴器を借りることに。

▶️試用期間:耳かけ型から耳穴型へ

最初は「耳かけ型」から始めましたが、見た目がどうしても気になってしまい、「耳穴型」へ変更。目立たないことで気持ち的にだいぶ楽になりました。

ただ、友人以外には誰も触れてこないことが、逆にモヤモヤしたのも正直なところです。


👂両耳補聴器を選んだ理由

初めは片耳だけのお試しでしたが、最終的には両耳で購入することにしました。

高性能な片耳より、バランスの取れた両耳のほうが、聞き取りやすさが格段に向上。費用は両耳で約36万円。ネットで下調べしていたので、想定内でした。

なお、購入後も3ヶ月に1度はメンテナンス・調整があるので、安心感があります。


🧰補聴器メンテナンスに便利なアイテムたち

日々の補聴器ケアも、重要な「健康管理の一部」と考えています。私が愛用しているグッズをいくつか紹介します。

💡使ってよかったアイテム

  • パーフェクトドライクイックエア(乾燥+殺菌が30分で完了)
  • ワックスガード(定期的に交換)
  • クリーニングクロス(毎回乾燥機に入れる前に使用)

掃除だけでは限界があるので、ある程度使ったら交換を心がけています。


🌱メニエール病と「共に生きる」という考え方

病気が判明したとき、「これからどうすれば…」と強い不安に襲われました。

でも、越えないといけない現実なら、少しでも快適に生きる道を選びたい

補聴器によって、聞こえのストレスが減り、耳鳴りも少し軽減されました。何よりも「聞こえる」ことで、人との会話も楽に、前向きになれた気がします。


💬今日のひとこと

「受け入れて、工夫して、暮らしていく。」

14年の試行錯誤を経て、やっとここまで来られました。同じように悩んでいる方に、少しでも希望の光が届きますように。


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