はじめに|「今日は悪くないな」って思えた日、覚えてますか?
こんにちは、ゆるメニです。
40代サラリーマン。メニエール病と付き合いながら、補聴器を両耳に装着して働いています。
健康って、あるとき突然手に入るものじゃありません。
そして、体調の波って「悪い日」の印象ばかりが強く残りますよね。
でも、ある日ふと気づいたんです。
「今日は耳鳴りが気にならなかった」
「夕方でも体が重くない」
「心がザワザワしなかった」
そんな“小さな好調”を、ちゃんと覚えておけばよかったって。
この記事では、「調子が悪い日を減らす」よりも
「調子がよかった日を見つけて増やす」ことにフォーカスします。
自分の“心地よさの傾向”を知ることで、体調管理をもっと前向きに、ゆるやかに。
そんなヒントになれば嬉しいです。
「不調」じゃなく「好調」に目を向ける理由
「今日はいい感じ!」を見逃していないか
体調を記録するとき、つい「不調」にばかり注目していませんか?
- 頭が重かった
- めまいが出た
- 耳鳴りがいつもより大きい
もちろん、これらの記録は大切です。
でも逆に、「調子がよかった日」は記録しないまま流れていくことが多い。
「体調がいい」って、実はすごく貴重なデータ。
- どんな睡眠だったか
- その日の食事は?
- 天気や気圧は?
- 心の状態は落ち着いていたか?
こうした要素が重なった“好調日”のパターンに気づければ、再現がしやすくなります。
体調記録=ネガティブなものだけじゃない
私も以前は、「不調メモ」ばかりを残していました。
発作の頻度、耳鳴りの強さ、めまいの持続時間…。
でもある日、アプリに「今日は安定していた」という記録が残っていて、
その日を振り返ったことで“好調のパターン”が見えたんです。
- たまたま朝から水を多く飲んでいた
- 昼に10分だけ外を歩いた
- 会話が少なく、静かに過ごせた
…こういう“小さな行動”が体調に作用していたのかもしれない。
それがわかると、「またあれをやってみよう」と前向きに整えたくなるんです。
調子がよかった日、なにをしていた?
睡眠・食事・気温・気圧…“体調の背景”に注目

好調のパターンを見つけるには、体の外側と内側、両方の情報が必要です。
たとえば、調子がよかった日の背景には——
- 睡眠時間や入眠のスムーズさ
- 昼食の重さ/量/食べた時間
- 気温・気圧の変化
- その日の人間関係や気持ちの動き
などが関係していることもあります。
私の場合、気圧が安定している曇りの日や、
ランチ後に眠くならない程度に食事を抑えた日が、調子がよくなる傾向にありました。
メンタルの状態もチェックしよう
体調管理というと「肉体面」ばかりに目がいきがちですが、
実は「心の動き」もコンディションに深く関わってきます。
- 今日は“気を使わなかった”
- “考えすぎなかった”
- “なんとなく心が静かだった”
こういう日って、体の不調も出にくいことが多いです。
私が好調だった日はたいてい、「余白のある1日」でした。
時間や気持ちに“すき間”があるだけで、身体ってラクになるんですよね。
私の“調子のいい日”に共通していたこと
水分摂取のタイミングと量
体調が安定していた日の共通点としてまず挙げられるのが、水分補給です。
私は1日2.5Lを目安にしていますが、「調子がいい日」は特に水の“飲み方”が良かった日でした。
- 起床直後に常温水200ml
- 午前にこまめに分けて飲む
- 食後にカフェインレスの飲み物で胃を落ち着かせる
- 入浴後には炭酸水や麦茶で水分補給
“時間×量”を意識しただけで、耳鳴りやふらつきが出にくかった感覚があります。
歩いた時間・呼吸の深さ・目の使い方

もう一つ、「好調日」によくやっていたのがゆるいウォーキングと深呼吸。
- 仕事帰りに15〜20分歩いた
- 途中で立ち止まり、空を見て深呼吸
- 夜はスマホではなく紙の本や日記を読んで目を休めた
視覚と呼吸を“ほぐす”だけで、体がリセットされたような感覚になることがあります。
歩数より「気持ちが落ち着いたか」の方が、体調に直結しているのかもしれません。
考えすぎない日、話しすぎない日
私は“話す”ことや“考えごと”が多かった日の翌日、耳鳴りが強くなる傾向にあります。
逆に、好調だった日は——
- 一人で黙々と過ごせた
- 気が重い会議がなかった
- ネガティブな情報から少し離れていた
という日が多い。
脳と耳は繋がっています。
情報を“入れすぎない日”は、体も静かに整ってくれることを学びました。
再現するために取り入れた習慣
気分記録アプリと紙ノートの併用

私は、スマホアプリ「気分ノート」+手書きの日記という2段構えで“調子の良かった日”を記録しています。
アプリでは:
- 朝・昼・夜の気分をアイコンで選ぶ
- 睡眠・水分・歩数のチェックだけつける
紙ノートでは:
- 「今日よかったこと」を1行
- 「こういう日が増えたらいいな」と思ったことを書く
書くことで、自分の“傾向”が客観視できるようになりました。
“朝と夜”だけはルーティンを決めている
調子の良さは1日全体の“始まりと終わり”で決まることが多いです。
だから私は、
- 朝:起きたら水を飲む→軽く耳ストレッチ→10分だけ外の空気に触れる
- 夜:入浴後はスマホを見ない→炭酸水→30分静かに過ごす
というルーティンを崩さないようにしています。
体調に波があっても、「朝と夜の習慣だけは守れた」と思えると、不思議と心も安定します。
「まぁいっか」もルーティンの一部
ルーティンや記録をしていると、「今日はできなかった」と落ち込む日もあります。
でも、そういう日こそ「まぁいっか」と言ってあげることが大事。
“がんばらないこと”も体調管理のひとつなんです。
私の記録アプリには「今日のゆるし」欄があって、そこに——
予定より歩けなかったけど、ゆっくりできた
夜ふかししたけど、楽しい時間だった
などを残すようにしています。
最後に:「調子がいい日を“貯金”する感覚で生きてみる」
不調をゼロにすることは難しいけれど、
“いい日”を意識して積み重ねていけば、それが自分のリズムになります。
「調子が良かった記憶」は、自分を助けてくれる資産。
今日の一歩が、明日の穏やかさにつながりますように。
無理せず、自分のペースでいきましょうね。
よかったら、あなたの「今日はよかったこと」もコメント欄で教えてください📩
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