こんにちは、ゆるメニです。
メニエール病の影響で補聴器を使うようになって約1年。日常生活だけでなく、「仕事中の聞こえ方」や「会議での対応」にも、色んな工夫と発見がありました。
今回は、オフィス勤務+対面・オンライン会議がある環境の中で、補聴器をどう活かして働いているかについて、リアルな体験をシェアします。
オフィス勤務×補聴器のリアル
聞こえるけど「理解しづらい」問題
補聴器をつけていても、「音量」と「内容理解」は別の話。
音としては聞こえても、会話の中身が頭に入ってこないことがよくあります。特に複数人の会話や、初対面の相手とのやり取りでは、「声の方向」や「口の動き」が把握しづらく、集中力が削られてしまうことも。
オンライン会議は“交換作業”が煩雑
TeamsやZoomなどでの会議では、イヤホンと補聴器の“入れ替え”が必要になることが多いです。
マイク付きイヤホンで参加すると、補聴器を外す必要が出てきて、それだけで疲れてしまうことも。
目線が気になる。でも工夫で軽くなる
補聴器を使っていると、相手の目線が気になる時があります。
「今、聞こえてなかったと思われてないかな」「何度も聞き返したら変に思われないかな」と不安になることも。
でも最近は、もみあげを少し長めに整えることで、見た目の不安を軽減。
また、なるべく会議内容を事前に予習しておくことで、安心感が生まれました。
“あって助かった”工夫とツール
スマホアプリで音量調整!
僕の補聴器はスマホアプリと連動していて、音量やモードをその場で調整できます。
会議室やオフィスのように「ざわつきが気になる環境」でも、自分で音を微調整できるのは大きな助け。
AI議事録やボイスメモも味方!
最近はAI議事録アプリ(例:Nottaなど)を使って、会議内容を文字で残すようにしています。
「今なんて言った?」と思った時に、すぐ見返せるのがとても便利!
変化を受け入れて、自分の働き方を見直す
会議は「最小限+準備」で乗り切る
以前はすべての会議に出ていましたが、今は「本当に必要なものだけ」に参加。
そのぶん、事前に資料を読み込んだり、同僚に相談したりして準備に力を入れています。
「出ない」という選択肢も、働き方の一つだと思えるようになりました。
補聴器のことは“一部の人だけ”に伝えている
職場では、信頼できる数人にだけ補聴器のことを伝えています。
全員に言わなくても、何かあった時にフォローしてくれる存在がいるのは心強いです。
【まとめ】
聞こえにくさがあっても、働き方は工夫できます。
補聴器は「道具」だけど、使う人の工夫や周りの理解があってこそ、“共に働くパートナー”になります。
もし今、「仕事が不安」「人と話すのが億劫」と感じている方がいたら…
少しでもこの記事が背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
【今日のひとこと】
🗣️「聞こえづらくても、僕は“働ける”をあきらめない。」
#補聴器と仕事 #聞こえの工夫 #働き方とセルフケア #メニエール病 #聴覚サポート
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